我が国の信仰の始まりは、2660年程前、神武天皇が国家を統一されてより今日を迎えています。その歴史の中で、天皇家は我が国を神の国として神道を崇拝されましたが、仏教伝来以来、国の為政者は仏教を重宝しました。特に江戸時代、徳川幕府は仏教を国の政策に大いに利用したのですが、明治維新を築く時、天皇家の崇高される信仰は神道として、廃仏毀釈を行い、神仏を分離したのです。そして神道を国教としたのです。これが所謂国家神道なのです。しかし我が国は元々神道から派生した国なので、民衆にとって然程の変化は感じなかったようです。
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