梅雨どきになると当社にも紫陽花が花をつけはじめます。雨に濡れてひと際輝きを増す紫陽花には、なんともいえない情緒があります。
当社では奥の宮の稲荷神社から不動神社にかけて、十二単、深山八重ムラサキ、墨田の花火などの品種を400株ほど植栽しています。
紫陽花は初咲きから花の終わりまで、土壌や空気中の酸によって、紫色を基調に七色に変化します。花弁の色を移ろわせることから「移り気」とも、いつも雨に打たれていることから涙を溜めた女性にたとえて「ひたむきな愛情」ともたとえられます。また、咲ききった後に花びらを散らしもせず、色を失ってしまうまでじっと耐える姿は、ひとつの時代を生きる女性の姿にたとえられたりしています。
【花言葉】
移り気・あなたは冷たい・辛抱強い愛情・元気な女性
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